<成完鍾リスト波紋>前大統領秘書室長が逃避?…1泊2日のハプニング
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.04.21 10:44
「成完鍾(ソン・ワンジョン)リスト」に名前が書かれていた金淇春(キム・ギチュン)前大統領秘書室長が日本に行ったことが伝えられ、国会と検察の周辺で「逃避性出国」という見方が広まった。金氏は19日昼12時35分、金浦(キンポ)空港から全日本空輸(ANA)864便で羽田空港に向かった。金氏側の関係者は「夫人の持病の治療のために1泊2日の日程で日本に行った」とし「かなり以前から病院に予約しておいた日程」と説明した。
金氏の夫婦とともに飛行機に乗った一部の乗客はフェイスブックで、「この人はなぜ東京に行くのだろう」というコメントを載せた。また、金氏の携帯電話から「海外ローミング中」という案内コメントが出ると、20日午前、一部のメディアは逃避性出国疑惑に焦点を合わせて金氏の日本行きを報じた。新政治民主連合の朴智元(パク・ジウォン)議員もこの日午前、国会法制司法委員会で黄教安(ファン・ギョアン)法務部長官を相手に「(成完鍾)リストの8人を出国禁止にせず(この人たちが)出国したとすれば、検察に疑惑と非難があるはず」とし「すべての捜査をメディアが先に、検察が後に騒ぐのは望ましくない」と指摘した。