<大リーグ>柳賢振の初勝利の意味は…日本投手のように“完成品”認証(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.04.09 14:49
◇“完成品”柳賢振の軟着陸=柳賢振の初勝利は先輩の勝利とは全く違う意味を持つ。柳賢振は「韓国プロ野球」から初めてメジャーに進出し、先輩よりはるかに早く初勝利をつかんだ。
韓国人初のメジャーリーガー朴賛浩は、漢陽大2年の94年にドジャースに入団した。160キロ近い速球を武器にメジャーに直行したが、2試合でマイナー落ちとなった。朴賛浩は契約から2年が過ぎ、メジャー7試合目で初めて勝利をつかんだ。それ以降2010年まで米国でアジア選手最多の124勝をマークした。
朴賛浩は優れた“素材”だった。左足を頭の上まで上げるハイキック動作で剛速球を投げ、スライダーを時々混ぜた。朴賛浩は2年間のマイナー生活で、投球メカニズムを大きく変えた。バート・フートン・コーチ(53)が朴賛浩の制球力を上げるためにハイキックをやめさせ、スライダーの代わりにカーブを投げさせた。