韓国・麗水万博は“宝物”博覧会
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.12 10:15
11日午後2時、全羅南道(チョンラナムド)麗水(ヨス)世界博覧会の国際館1階にあるイタリア館。イタリアと韓国の展示施工会社の職員5人が、壁の塗装作業のため石膏を塗っていた。イタリアの遺物、サルデーニャの彫刻像や地中海の赤珊瑚を展示するための工事だった。イタリアは麗水万博で約60点の海の遺物と工芸品を展示する。麗水万博組織委のシン・ナムシク参加展示館部長は「博覧会の開幕が近づき、貴重な海洋の遺物などを強調した各国の海洋展示競争が激しくなっている」と話した。
麗水万博の開幕(5月12日)が30日後に迫り、世界海洋遺物が集まっている。サッカー場13面の大きさの国際館には、世界106カ国の海洋歴史や技術力を見ることができる展示空間ができている。イタリアのサルデーニャ彫刻像、インドネシアの宝船、世界最大の帆船など展示館の白眉も次々と輪郭が表れている。