【コラム】もう平昌五輪の成功に力を集めよう(2)

【コラム】もう平昌五輪の成功に力を集めよう(2)

2018年02月05日17時16分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  自由韓国党は鼓舞された。これまで反対していた選挙年齢の引き下げまで取り上げている。国際オリンピック委員会に南北合同チームに反対する公文書を送った。余計な行動だ。与党は統一教育が間違っていると主張する。改めて教えなければならないということだ。性急だ。過去の基準で判断することではない。彼らは「反共」でも「太陽」でもない。急がずに公正に信頼を築くことを望んでいる。

  北進統一と赤化統一が正面対決する時、専門家たちは「3段階統一」を挙げた。社会・文化→経済→政治に段階的に共通の基盤を広げていこうと訴えた。しかし、核兵器保有が喫緊の懸案になった。根本的な枠組みに揺さぶりをかけた。新しい道を模索せざるを得なくなった。我々だけでなく、北朝鮮や米国、周辺国も同意しなければならない。

  平昌五輪は88年ソウル五輪以降30年ぶりだ。あの時は軍事政府という弱点にもかかわらず、国民が一つになった。韓国を世界に知らせ、我々が世界を理解する契機になった。国力が爆発した。グローバル基準を立て、世界と肩を並べる出発だった。

  その一年前の1987年6月に抗争があった。映画『1987』の抑圧された社会の雰囲気そのままだ。直選制改憲に向かった市民抗争があった。北朝鮮は共同開催を要求した。大韓航空機を空中爆破して115人が死亡した。そのような困難を乗り越えて我々は一つになった。共産圏国家の代表が初めて韓国を訪れた。冷戦体制を破って共産圏と修交する北方政策の始まりだった。

  五輪は政治的葛藤を解消する精神を盛り込んでいる。だからといって政治行事にするわけにはいかない。平昌に向かう行事車両に道を開けなかった人々は「統一行事」にしようとするスローガンが不適当だと考えたかもしれない。

  実際、平昌五輪は米国まで論争に巻き込むほど不安だった。北朝鮮の参加はこのような懸念を払拭させた。それで十分だ。その次のことを早合点して政争の種とすることではない。米国が、北朝鮮がこれで適当に見過ごすわけがないだろう。

  合同チームにあまりにも大きな期待をかけることはやめよう。合同チームが核問題を解決し、戦争を追い出すことはできない。北朝鮮の核問題を覆い、金正恩(キム・ジョンウン)体制を認める行事でもない。

  平昌には92カ国から2925人の選手が参加する。彼らが主人公だ。韓国政治行事の脇役ではない。主催国として最善を尽くそう。我々ももう理念的不満を言わず、スポーツを楽しもう。それからは静かで冷静に準備することだ。

  キム・ジングク/中央日報コラムニスト

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