韓経:「反トランプ集会参加者はNL勢力500人余りだけ」=韓国

韓経:「反トランプ集会参加者はNL勢力500人余りだけ」=韓国

2017年11月10日13時00分
[ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版]
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  ドナルド・トランプ米国大統領の訪韓の間、ソウルの光化門(クァンファムン)、汝矣島(ヨイド)などに鳴り響いた「反米」のスローガンは誰が叫んだのだろうか。

  集会を主導した「ノー(NO)トランプ共同の行動」には韓国進歩連帯、民主労働組合総連盟などの「進歩」団体が大挙して名を連ねている。

  だが、光化門(クァンファムン)などで実際の集会に参加したデモ隊は韓国進歩連帯内の一部の主体思想派・民族解放(NL・National Liberty)系列の500~700人余りに過ぎなかったと伝えられた。旬の過ぎた理念の少数デモ屋が国民感情とかけ離れたスローガンと行動で25年ぶりの「国賓訪韓」を揺るがしたわけだ。

  ◆500人NL勢力が揺るがした光化門

  「ノートランプ、ノーウォー」のスローガンを掲げた反米デモ隊はトランプ大統領の訪韓期間中、幾度となくニュースに登場した。青瓦台(チョンワデ、大統領府)での晩餐を終え宿泊先に戻るトランプ大統領の車両に逆行車道を走らせる戦果(?)をあげたことで特に注目された。マスコミの集中的スポットライトのせいで反米デモ隊が数万人や、少なくとも数千人だと思われがちだが、実状は500~700人に過ぎなかった。韓国進歩連帯所属の少数の行動家が朝から夕方遅くまで光化門、汝矣島などで場所を変えながら声を上げたという話だ。集会常連メンバーである民主労組は今回の「反トランプ」デモにほとんど加担しなかった。

  デモを主導した韓国進歩連帯は全国農民会総連盟(全農)、全国貧民連合(全貧連)、韓国青年団体協議会(韓青)、韓国大学総学生会連合(韓総連)、21世紀韓国大学生連合(韓大連)等37団体連合で2007年9月にスタートした。イ・ガンシル常任代表とパク・ソグン・ハン・チュンモク共同代表、ハン・サンニョル・オ・ジョンニョル常任顧問などが組織を導いている。

  進歩陣営内の路線で分ければほとんどがNL系列に分類される。進歩連帯は結成直後から2008年の狂牛病デモ、2012年の済州(チェジュ)海軍基地反対デモ、同年の韓米自由貿易協定(FTA)反対デモのような大規模な距離闘争の全面に「不可欠」のように登場している。

  だが、今回の反米デモは進歩陣営内でも歓迎されなかったという評価だ。少ない参加人員にそれがよく表れている。ある進歩団体関係者は「進歩連帯内200団体余りの組織が出たとすれば各団体常勤幹部10人ずつだけ来ても2000~3000人にはなっただろう」とし、「国民感情を代弁した集会でなく一部主体思想派の勢力のい祭りだったという傍証」と診断した。

  ◆「プロジェクトチーム」のように運営される進歩連帯

  最近集団デモの常連である韓国進歩連帯は一見すごい団体のように見られるが、実際には所属団体間の結束力が非常に緩い組織だ。定期的に会費を出さず、事案があるたびに分担金を出す形態から来る限界でもある。ある運動圏関係者は「協議体でなくイベントがあるたびに集まる一種のプロジェクトチームという方が近い」と伝えた。今回の反米デモにも200余りの所属団体のうち、きわめて一部だけ行動に参加したという説明だ。

  トランプ大統領の訪韓は「反米・自主」を主に主張するNL、特に主体思想派系列にとってだけ「メインイベント」だったことと伝えられる。韓国進歩連帯内でも非主体思想派NLの参加は少なかった。ある関係者は「積極的に参加した組織は韓国進歩連帯内の『平和と統一を開く人々』と『防弾青年団』で、彼らは韓国進歩連帯内でも主体思想派のNL集団」と説明した。

  1994年に作られた「平和と統一を開く人々」は韓半島(朝鮮半島)平和協定国防予算の削減、米国製大型武器導入事業反対、済州(チェジュ)海軍基地建設反対、韓米同盟廃棄活動を行っている。

  チョン・ジョンソン韓国青年連帯共同代表が団長を務める防弾青年団は今回の集会を前に組織された。

  先月28日に米国に渡り、ホワイトハウスの前でも夜通しデモを行った。民主労組も今回の反米デモに対外的には名を連ねたが参加は非常に消極的だった。労政関係の復元に頭を悩ませている民主労組としては名分と実利が弱かったという分析だ。進歩団体関係者は「民主労組組合員大部分はNLでも反米には関心が低い」と話した。

  
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