地方選挙を控えてよみがえる「漢江ルネサンス」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.17 14:40
漢江(ハンガン)ルネサンスプロジェクト。呉世勲(オ・セフン)前ソウル市長が野心を持って推進した大規模な開発事業だ。漢江沿いに50階以上の超高層マンションを建設し、竜山(ヨンサン)駅の鉄道車両基地と西部二村洞(ソブイチョンドン)一帯の計56万6000平方メートルに世界的なレベルの最高級複合団地を開発、漢江と接するところに港を設置し、ソウルと仁川(インチョン)を航路でつなぐという夢の計画だ。
この漢江ルネサンスの青写真が発表された後、その影響を直接・間接的に受ける地域の不動産価格は大きく上昇した。漢江沿いの不動産に投資家が集まり、特に人気がなかったみすぼらしい多所帯・多世代住宅の価格が5-6倍上がった。2000年代半ばまで3.3平方メートルあたり1000万ウォン(約100万円)にならなかった合井洞の古い多世代住宅の価格は2008-2010年に最高5000万ウォンまで上がった。