「アジアの未来」国際フォーラム...地域連帯が必要
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.05.27 10:37
日本経済新聞が主催する「アジアの未来」国際フォーラムが26日に東京の帝国ホテルで開かれた。中央日報などアジアの有力メディア10社がメディアパートナーとして参加する今回のフォーラムで、各国首脳と財界人は「試練を克服するアジアの協力と成長力」という主題で講演と討論を行った。この日の行事にはリー・クアンユー元シンガポール首相とマレーシアのナジブ首相、東南アジア諸国連合(ASEAN)のスリン・ピッスワン事務局長ら15人が参加した。中央日報からは朴普均(パク・ポギュン)編集人(韓国新聞放送編集者協会会長)が参加した。 この日のフォーラムでは3月11日に発生した東日本大震災と原子力発電所事故後の日本の復興支援とアジアの経済成長問題が集中議論された。日本経済新聞の喜多恒雄社長はあいさつの言葉で、「東日本大震災と福島原発事故直後に開かれたという点で、自然災害などアジア共通の課題を議論する席になればと思う」と話した。
ナジブ首相は基調演説で、「日本の製造業のマレーシア投資を積極支援し、部品生産が円滑になるよう支援する」と明らかにした。また、「より早い経済成長のためにはアジア地域の統合が重要だ。自然災害に対する日本の対応は立派だが、すべてを予想することはできないだけに地域連係と協力が必要だ」と強調した。