韓経:外国人資金大挙離脱…韓国の格付け落ちるか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.22 09:36
11月のムーディーズ・インベスターズサービス、スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)、フィッチ・レーティングスの3大国際格付け会社の定例審査を控え、イタリアの格付けが降格された。韓国も証券市場に続き債券市場でも外国人資金が離脱しており、格付けがどうなるのかが関心事に浮上している。外国人が最近のような形態を見せる時は格付けが下方調整されるケースが多かったためだ。
世界的に実績がある格付け会社は150社を超える。このうち3大格付け会社が最大の信用評価市場である米国で占めるシェアは95%に達する。国際信用評価市場の寡占度を示すハーフィンダール・ハーシュマン・インデックス(HHI)を見ると、寡占市場かどうかの判断基準である1800をはるかに超えている。3大格付け会社の中ではムーディーズ、S&P、フィッチの順で影響力が高い。
米国2大格付け会社であるムーディーズとS&Pの格差はさらに広がった。投資案内板の役割をしなければならないS&Pがサブプライムローン問題をしっかりと予測できなかったためだ。その後のS&Pは落ちたシェアを挽回するために各国の格付けを積極的に調整しているが、むしろ頻繁な調整が悪手になる時が多かった。