IoT半導体市場掌握に向けインテルやサムスンが規模拡大競争(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.03 10:16
モバイルAP市場の強者であるクアルコムも昨年10月に英国の半導体メーカーCSRを買収しIoT市場を準備している。自動車や個人用ナビゲーション機器などスマートフォン以外の機器市場をはじめIoT市場に備えた布石だ。
IoTは世界2位の半導体メーカーのサムスン電子の未来でもある。23年にわたり世界の半導体市場トップであるインテルとサムスンの格差は第1四半期の売り上げ基準で2.1ポイントにすぎない。サムスンは1983年に初めてのDRAM(65K)を出してから世界2位にまで上がってきたが、持続成長のためには非メモリー市場の確保がカギだ。この課題をサムスン電子は新たに浮上するIoT半導体市場で解決するという戦略だ。