韓国がオランダから学ぶべきことは…「低成長でも失業率低く」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.18 15:46
先月末、オランダのアムステルダムで会った海外同胞キム・インボク氏(44)は「北欧に完全な専業主婦はいない」と話した。雇用市場に出てこない主婦も、実際は一時的な失業状態や休む時間をつくっているだけだという。オランダの雇用率は75.8%に達する。女性の雇用率は69.9%だ。女性がオランダ雇用市場を支える大きな軸となっているのだ。アムステルダム高等労働研究所(AIAS)のブィモ・サルベルダ教授は「国内総生産(GDP)の成長率がマイナス1.9%で低成長基調が長期化しているにもかかわらず、失業率が7.7%から4.1%に下がったのは時間制(パートタイム)雇用が増加しているため」と分析した。
仕事をする女性の10人中6人は時間制労働者だ。ほとんどが正規職で時間あたりの賃金は全日勤務(フルタイム)労働者と同じだ。彼女たちの週あたりの平均勤務時間は25時間。フルタイム労働者(35時間)よりも1日程度少ない。