韓国企業、米タイムズスクエアの広告板を占領
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.01.12 10:57
「ついに中国企業が入城した」。昨年8月2日(現地時間)、ニューヨークタイムズ(NYT)をはじめとする米国現地メディアは、中国国営新華社通信のタイムズスクエア広告板を大きく扱った。タイムズスクエア北側の真ん中にあるツータイムズスクエア(Two Times Square)建物のHSBC銀行の位置に新華社通信が入ったのだ。新華社通信はクイーンズにあった米国本社をマンハッタンに移し、米国市場攻略に乗り出した。
米メディアがタイムズスクエア屋外広告板の版図に敏感なのは、ここがグローバル企業の浮沈を赤裸々に表している戦場だからだ。タイムズスクエアで広告料が最も高いのはブロードウェーと7番街が交差する南側のワンタイムズスクエア(One Times Square)の建物。タイムズスクエアを南北に分ける7番街が北側から南側に一方通行であるため、直進する車が正面から見ることになる。1カ月間の賃貸料は30万-40万ドルにのぼる。中途解約は不可能だが、唯一の例外が破産した場合だ。