米大リーグのシンシナティで活躍した秋信守（チュ・シンス）が韓国スポーツ史を新たに書き換える。フリーエージェント（ＦＡ）契約を通じ過去最高年俸の選手になる見通しだ。最も有力な移籍先はテキサス・レンジャーズだ。テキサスは秋信守に契約期間６年、インセンティブなどを含め最低で総額１億３５００万ドル（約１４２０億ウォン）を提示したとされる。年平均２００億ウォンを超える。

これは引退した朴賛浩（パク・チャンホ）が２００１年末にＦＡになった後テキサス・レンジャーズと５年契約をしながら獲得した６５００万ドルを超える韓国人大リーガー最高記録だ。韓国人スポーツ選手全体に範囲を広げても過去最高だ。サッカーでは朴智星（パク・チソン）がマンチェスター・ユナイテッドで活躍した２０１１年８月に契約延長をした際に推定８０億ウォンを得たのが最高記録だ。テキサスは州税がなく実際の受領額が他の球団に比べ多いという利点もある。

秋信守の年俸はさらに上がる可能性もある。アリゾナ・ダイヤモンドバックスも獲得に動いているためだ。アリゾナはテキサスより１年長い７年の契約期間を提示し、オプションなど付帯条項もテキサスより良いという。秋信守の安住の地はウィンターミーティングが終了する１３日までに決定される見通しだ。