米国、輸入車への高率関税適用を延期…安堵する韓国自動車
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.23 08:01
韓国をはじめとするグローバル自動車業界がトランプ米大統領発の「関税爆弾」をひとまず避けることになった。米国政府が輸入自動車に20-25%の高率関税を適用する計画が当初より遅れると予想されると、ウォールストリートジャーナル(WSJ)が21日(現地時間)報じた。しかしトランプ大統領はこれを否認した。トランプ大統領はこの日の遊説で「欧州から入る自動車1台1台に25%の関税を適用する」と従来の主張を繰り返した。
ロス米商務長官はWSJのインタビューで「輸入自動車・自動車部品が米国の国家安全保障を脅かすかどうか調査・分析した報告書を今月末までに完成できるか確実でない」と述べた。ロス長官は先月、記者らに「報告書を8月までに完成する」と話していた。商務省の報告書が出てこそ米大統領は関税適用命令を下すことができる。報告書が遅れれば関税適用日程も遅れる。