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【時視各角】韓国の「乙」がOECD3位になったところで…

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.18 10:54
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先日、米ワシントン・ダレス空港であったことだ。朝早く空港に到着し、ユナイテッド航空のボストン行き自動チェックイン手続を始めると、モニターに「該当便欠航」というメッセージが表示された。窓口に行くと「クルー(乗務員)の問題が発生し、今日は飛行機が飛ばない」という話を聞いた。そこから言い合いが続いた。「昨夜に予約コンファームまでしたのに欠航とは」「先ほど欠航が決定したばかり」 「別の便でも手配してほしい」「深夜にクリーブランド(オハイオ州)を経由すればいい。それとも明日行くか」。

カウンターの前で我を忘れて20分間ほど口論していると状況が変わった。「あ、飛行機便が復活した」。その一言だけで済ませ、申し訳ないという言葉も、経緯の説明もなかった。家に帰った「素直な人」だけが馬鹿を見ることになったのだ。

 
大韓航空一家の逸脱、アシアナ航空のノーミール(No Meal)、ユナイテッドの欠航を覆すハプニング。五十歩百歩だ。顧客を軽視しているからだ。後続の対応も似ている。

ユナイテッドは昨年4月、シカゴ空港で「職員の席が必要」として席に座っていた乗客4人を無作為に選定して降りるよう強要した。「あす患者と約束がある」として拒否するベトナム系米国人医師を引きずり降ろした。鼻が折れ、前歯2本が抜けた。ユナイテッド最高経営責任者(CEO)の最初の対応は「謝罪はするが、乗客の過ちが大きい」という内容の社内メール1通だった。アシアナ・大韓航空とほとんど変わらない。

ところが本当の問題はここからだ。CEOの対応で株価が下落すると、ユナイテッドの株主が黙っていなかった。結局、CEOはまた謝罪文を出し、このように頭を下げた。「今回の件で発生した怒り、失望に共感し、謝罪します。私たちがすべての責任を取って過ちを正します。正しいことに決して『遅すぎる』ことはない」。

遅かったが、響きはあった。直ちにCEOの取締役会議長昇進取り消し、年俸50%削減処分が続いた。社長を最大のライバル会社アメリカン航空から迎える姿も見せた。これが可能だった理由は何か。取締役陣の激しい批判と牽制システムが作動する、専門経営者体制だったからだ。

「容疑目録は誰が一番多いか」が話題になるほど腐敗しても謝罪しない大韓航空オーナー、「ノーミール」謝罪会見場で会社の経験が一度もない主婦の娘を常務にしたことを「お手柔らかに見てほしい」というアシアナの前近代的オーナーなど、このような体制では到底考えられないことだ。

ただ「台風が早く過ぎ去ってくれ」と繰り返す「オーナー側近幹部」だけがいて、その上にまた資格不足の後継者が自動的に世襲する経営システムでは、韓国企業はもちろん大韓民国もいつまで経済協力開発機構(OECD)のタイトルを維持できるか分からない。

我々はいつまで会社や国の恥をさらす海外トピックを見なければいけないのだろうか。世界最高の富豪ウォーレン・バフェットは「2020年オリンピック(五輪)の選手選抜を2000年の金メダリストの子どもの中から年齢順に選ぶ姿」と韓国式経営に厳しい忠告をする。世襲経営の元祖は日本? オーナー体制をやめて30年も経過している。

別の見方をすれば2人の元大統領を捕まえ、チャン・ジャヨン事件を再調査し、国軍機務司令部を調べる現在の「積弊清算」は本質でない枝の部分なのかもしれない。本当に変えてえぐり取るべき積弊はこのような我々の「未来」に関連した後進的社会・経済システムだ。「甲」のシステムと水準はOECD最下位圏だが、不景気の中で「乙」の最低賃金はOECD3位に上がるとは、そのミスマッチが何かぎこちなく、負担になる。

金玄基(キム・ヒョンギ)/ワシントン総局長

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