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【社説】文在寅大統領の歩み、破格さほどに精巧さも必要だ(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.05.21 13:10
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粒子状物質に対しては国内要因と海外要因、汚染源別の排出割合のような基本的ファクトから交錯している状況だ。政府官庁と研究機関ごとにそれぞれ異なる数字を出しておりむしろ混乱をあおっている。政策主導権をめぐり各官庁が対立を生じさせているため解決策どころか現況把握すらまともにできない。「決定障害政府」という新造語まで出てきた。こうした状況で新大統領の果敢な動きが注目を浴びるのは当然だ。

だが破格にすべてのことが解決はしない。広く知られた問題が解決されないのはそれだけ複雑で利害関係者が多いためだ。アレクサンダーが「ゴルディオスの結び目」を解くように一刀のもとに斬ることはできない。非正規職問題だけでも企業はもちろん正規職労働者との対立が足を引っ張っている。粒子状物質は産業界とディーゼル車利用者、エネルギー政策と中国要因など変数がさらに多い。これら利害関係者の社会的合意がなければ解決は遅々として進まなくなる。

 
もし成功しても「一瞬だけの改革」になりやすい。朴槿恵(パク・クネ)政権が昨年労働界の同意なく強行し、数日前に裁判所のブレーキで事実上ストップしている成果年俸制がこれを傍証する。最大限多くの利害関係者の意見を傾聴し、自発的な同意を得てこそ持続的な改革が可能になる。

正確な現況把握も必須だ。あせっても急いではならない。粒子状物質と非正規職とも見解差が大きい事案だ。公正で客観的な過程を通じて原因を明らかにしてこそ解決策に対する合意を形成できる。中途半端な結論で誤った解決策を使うなら予算と資源の浪費は取り返せなくなる。

文大統領に対する期待はいつになく高い。何日か前の韓国ギャラップの調査で87%が「しっかりやるだろう」と答えた。李明博(イ・ミョンバク)・朴槿恵前大統領の時よりはるかに高い数値だ。文大統領の序盤の歩みもこうした期待に合致する。

だが期待が大きければ失望も大きくなるという点を忘れてはならない。過度な期待水準を低くし、複雑な利害関係方程式を解きほぐす精巧さがいつになく必要だ。政府が結論を予め出して誘導しようとするという印象を与えてもならない。正確な情報に基づいて利害当事者の集団知性を刺激する公正な仲裁者にならなければならない。それでこそ「ひたすら国民だけを見て行く」という文大統領の誓いが民生問題解決という成果につながるだろう。(中央SUNDAY第532号)


【社説】文在寅大統領の歩み、破格さほどに精巧さも必要だ(1)

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