韓日米６カ国協議首席代表、「金正男氏暗殺対応」に向け緊急会合
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.28 13:10
韓日米６カ国協議首席代表が２７日（現地時間）、米国ワシントンで会合を行った。
韓国代表の金ホン均（キム・ホンギュン）韓半島（朝鮮半島）平和交渉本部長、ジョセフ・ユン米国務省北朝鮮政策担当特別代表、金杉憲治アジア大洋州局長はこの日、北朝鮮の弾道ミサイル試験発射をはじめ、金正男（キム・ジョンナム）氏暗殺事件についての対策を話し合った。金正男氏暗殺事件で毒劇物「ＶＸ」が使われたという現地警察の発表を受け、北朝鮮による生化学兵器の脅威についても議論が行われるものとみられる。
金本部長はこの日、韓日米３カ国会合の他にも韓米・韓日間二国間接触を行い、このような内容に対してさらに意見を交換する予定だ。これに先立ち、米国は北朝鮮と「トラック１．５（半民半官接触）」を試みたが、金正男氏暗殺事件でＶＸが使われたという発表直後、急きょ取り消したことがある。