韓国政府「中国の対北朝鮮制裁と関係なくTHAADを継続して推進」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.20 11:25
韓国政府は、高高度ミサイル防衛(THAAD)体系の韓半島(朝鮮半島)配備をめぐる韓国と米国間の協議は国連安全保障理事会(安保理)で進められている米中間の対北朝鮮制裁議論とは関連なく継続して進めると明らかにした。
ワシントンを訪問中の高位当局者は18日(現地時間)、特派員との懇談会で「THAAD配備に向けた韓米間の公式協議が始まった」とし「これは我々の安保の必要性を基準として判断することで、他の問題(安保理の対北制裁案に対する中国参加)の条件として関連するものではない」と強調した。
これは、強力な対北制裁案に中国が参加する代わりにTHAADの韓半島配備問題を原点から再び協議することになるのではないかという一部の主張を正面から否定したものだ。