サムスン電子に4億ウォンの過怠料…公取委の調査を妨害で
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.19 11:59
公正取引委員会が18日、調査を妨害したサムスン電子に対し過去最高となる4億ウォンの過怠金を賦課した。調査官の出入りを妨げ、資料を廃棄し、虚偽資料を出すなど組織的に調査を妨害した容疑だ。
問題になったのは昨年3月24日午後2時20分に公取委が携帯電話流通関連調査のためにサムスン電子水原(スウォン)事業場を急襲した時のことだ。無線事業部に行こうとしていた公取委の調査官5人は正門入口でセキュリティサービス会社のエスワンのスタッフらに遮られた。事前のアポイントを取り担当者が出て来なければ入れないという理由だった。調査公文書を出したが、「大統領も事前の約束がなければ入れない」としてびくともしなかった。こらえきれず調査官が進入を試み小競合いも起きた。調査官らの通報を受けた警察まで出動した。