韓国前中国特使「文大統領-習近平の双中断認識は一致」発言波紋
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.08 08:24
文在寅(ムン・ジェイン)大統領の中国特使だった李海チャン(イ・ヘチャン)共に民主党議員が7日「韓国と中国は北核問題に関しては立場が全く同じだ」とし「『双中断』で同じ立場で、『双軌並行』も同じ立場」と主張した。双中断と双軌並行は中国の北核解決法だ。それぞれ北朝鮮による核挑発と韓米合同軍事演習の同時中断、韓半島(朝鮮半島)の非核化プロセスと米朝平和協定交渉の並行を意味する。
李議員はこの日、ソウル東橋洞(トンギョドン)の金大中(キム・デジュン)図書館で開かれた学術会議で「文大統領と習近平主席が2回会って対話が進んだし、その方法が他の見方をすれば最も現実的な方法ではないかという認識まで一致する水準に達した」と話した。
文大統領の13~16日、中国国賓訪問にも同行する李議員は「習主席が『(韓国の)選挙過程を熱心に見守っていた』としながら『文大統領は十分に自分と共にすることができる方であるようだという感じを受けた』という話を丁寧に2回もしたという」とし「両首脳の信頼が多く築かれているため、今回の首脳会談を行うことになれば韓中間ぎくしゃくとしていた関係が大きく緩和すると思う」とも話した。