【コラム】台湾が核で脅かしても中国は沈黙するだろうか=韓国(1)

【コラム】台湾が核で脅かしても中国は沈黙するだろうか=韓国(1)

2017年09月11日15時01分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  韓国に高高度ミサイル防衛(THAAD)発射台4基が追加配備された翌日、釣魚台国賓館で討論の途中だった中国のベテランジャーナリストから耳を疑うような言葉を聞いた。THAAD配備は、スーパーマーケットに監視カメラを設置し、隣のアパートに住む女性のシャワー場面を覗き見るようなものと。あきれるような比喩だ。北朝鮮の核の威嚇に苦しめられている我々はそれほど暇ではない。世界を脅かしている北朝鮮の核開発の危険性に意図的に目を閉じ、主権国家の生存のための最低限の核抑止力であるTHAADに対する中国の偏見を示した大国主義フレームだ。

  北核は全地球的な災難だ。1万キロメートル飛行できるという北朝鮮の大陸間弾道ミサイル(ICBM)は米国本土の大部及び欧州全域まで手中に収めることができる。北朝鮮から8000キロメートル余り離れた欧州で、EUが強力な制裁に乗り出したのはこのためだ。メキシコが北朝鮮大使を追放し、フィリピンが北朝鮮との交易を全面中断したことも、北朝鮮の歯止めの効かない核暴走に耐えられないという意味だ。だが、中国官営メディアは一斉に沈黙している。その代わり、星州(ソンジュ)に中継車を派遣してTHAAD配備場面を生中継した。環球時報は「韓国の保守主義はキムチを食べて間抜けになり、THAADは悪性腫瘍になり、韓国は浮き草になるだろう」と呪いを浴びせた。

  一言で、お前の生死問題は私の知ったことではなく、米国との戦略的バランスと自己の自尊心が重要なだけだという強大国特有の独善がにじみ出ている。習近平国家主席は3日の6回目の核実験以降、文在寅(ムン・ジェイン)大統領からの電話会談の要請に無回答を決め込んでいる。

  中国の人々は暇さえあれば超強大国・米国の一方主義を非難する。「体制が違うと言って旧ソ連やリビアを崩壊させ、いまや中国を敵対視している」と興奮している。だが、THAAD配備という安保事案のために、経済報復を行う非常識な国が中国だ。これに絶えられず韓国の流通大手イーマートが20年で中国から撤退し、112店舗を展開するロッテマートは87店舗が営業を中断した。現代車部品メーカーは生産ラインの稼働を中断し、サムスンスマートフォンの市場シェアは1位から9位に転落した。サムスンSDI、LG化学、SKイノベーションなど韓国電気車バッテリー業界も中国の横暴に悲鳴を上げている。

【コラム】台湾が核で脅かしても中国は沈黙するだろうか=韓国(2)

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