【時視各角】麗水万博断想(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.07.10 16:22
麗水の韓国館で一人で感動に浸っていたのは、おそらく過去の万博の記憶がオーバーラップしたためだろう。 また世界万博161年の歴史上、初めて人口30万人の小さな海岸都市が万博を誘致し、万博会場を海上に建設し、周辺景観までも生かした格別な万博を韓国が実現したという点で、私はあらかじめ感動する準備が十分にできていたのかもしれない。
万博が他の産業博覧会と違うのは、待つ時間があることだ。 どの万博でも人気展示館の前は建物を取り巻くように長蛇の列ができる。 2、3時間待ちは普通だ。 待ちながら怒り出す人はいない。 麗水に行った日は平日だったためか、人は予想したほど多くはなかった。 ほとんどの展示館は2、3回ほど待てば入ることができた。 一つのプログラムが15-20分で終わり、一度に数百人ずつ入場できるため、万博としてはそれほど長く待つほうではない。 ただ、今後いつでも見ることができる永久施設のアクアリウムの列は長かった。 待つ場所には天井やテントがあり、涼しい海風も吹くため、他の外国の万博に比べて悪くはなかった。