【時論】トランプーチン時代の韓半島(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.01 13:55
トランプ氏が米国の第45代大統領になるのを助けた第一の貢献者はロシアのプーチン大統領だ。当選直後、トランプ氏はフォーブス誌の「世界で最も影響力のある人物」ランキング2位となり、4年連続1位のプーチン大統領とともにG2リーダーになった。2人は大統領選挙期間にお互い好感を表し、逆説的にオバマ政権とクリントン候補を窮地に追い込んだ。
トランプーチンG2リーダーはいくつかの面で非常に似ている。1つ目、私的な親交を重視する。2人の指導者は最大7年間、国際舞台で一緒に活動することができる。2つ目、民族主義者だ。「米国を再び偉大に」(Make America Great Again)というトランプ大統領のスローガンはプーチン大統領の「強いロシア」と似ている。3つ目、実用主義者だ。抽象的なことよりも具体的な成果に注力する。4つ目、マンツーマン交渉を好む。トランプ大統領の豊富な交渉経験はプーチン大統領の卓越した交渉能力に匹敵する。