サムスン電子とＬＧ電子が来年１月に米ラスベガスで開かれる国際家電見本市のＣＥＳ２０１６を控え「革新賞」を大挙受賞した。この賞は米国産業デザイナー学会（ＩＤＳＡ）と米国消費者技術協会の専門家らがＣＥＳに出品する製品を対象に選定する。

電子業界が１０日に明らかにしたところによると、サムスン電子はテレビ（９個）、モバイル（１２個）、家電（７個）、半導体（５個）などで革新賞３８個を獲得した。半導体部門は過去最多記録だ。世界最大容量の１２ギガビット超高速モバイルＤＲＡＭなどが受賞した。また、ベッドの下に置いて睡眠状態を測定する「スリープセンス」、バーチャルリアリティヘッドセット「ギアＶＲ」、大画面タブレット「ギャラクシービュー」などが受賞製品に含まれた。特にＣＥＳ２０１６で初めて公開するテレビ新製品と「ギャラクシーＳ６エッジプラス」「ギアＳ２」は「最高革新賞」を受賞した。サムスンはテレビ部門で５年連続最高革新賞を受賞した。

ＬＧ電子はスマートフォン「Ｖ１０」など合計１０部門で２１個の革新賞を受賞した。衣類管理機「スタイラー」、折り畳み式キーボード「ローリーキーボード」なども名前を挙げた。特に「ウルトラＯＬＥＤテレビ」はサムスン電子とともにテレビ部門で最高革新賞を共同で受けた。サムスンとＬＧはＣＥＳ２０１６で革新賞受賞製品と新技術を公開する。