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【社説】目の前の生徒たちも救助しない無能な韓国海洋警察

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.29 15:15
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「非常口の外の船尾の甲板側に出て行くと、海洋警察が手を伸ばせば届く距離にいた。でも入ってこなかった」。

セウォル号事故の生存生徒たちが28日、水原(スウォン)地裁安山(アンサン)支部で証言した内容は衝撃的だった。海洋警察が当時、事故現場で出遅れた救助活動を行ったというのはすでに確認された事実だが、甲板から脱出しようとする生徒たちが見える距離にいながら救わなかったという証言だからだ。

 
生存生徒は「半分ほどは待っていて再び船内に波にさらわれ引き込まれたし、結局は脱出できなかった」と話した。彼らにライフジャケットを着ろと言ったのは船員ではなく学級班長だった。セウォル号船員も海洋警察も、船内に閉じ込められている彼らに待避しろという言葉をかけなかった。生徒たちは「大人が助けてくれたり、早く脱出しろとさえ言ったりしていたら、もっと多く生き残った」といった。

セウォル号惨事が発生して110日余りが過ぎた。だが、いまだに事故原因、救助過程の問題点も正確に明らかにできなかった。かえって韓国社会は本質的な問題に集中するよりも、ますます興味中心に流れているようで心配だ。

兪炳彦(ユ・ビョンオン)清海鎮(チョンヘジン)海運会長の長男・大均(テギュン)氏の逃亡を助けたパク・スギョン氏に対する一部マスコミの報道は、扇情性が行き過ぎて本質を覆い隠している。実際、大均氏は兪炳彦の不正の胴体と見るよりも「羽毛」に近い。彼の横領・背任の額は米国に逃亡中の弟ヒョクギ氏よりもはるかに少ない。それでも大均氏が逮捕されるとマスコミは再び報道を吐き出している。ほとんどが彼のそばを見守った美人のパク氏に対するつまらないものだ。

一部の放送局は、過去のパク氏のテコンドー示範を一日中繰り返し流している。パク氏が大均氏と潜伏していたオフィステルの冷蔵庫まで開いて見ている。2人がどんな関係なのかについても過度な関心が集まっている。こうしている間にインターネットはパク氏の美貌を評する文章などで埋め尽くされ、「美女ボディーガード、パク・スギョンファンクラブ」まで登場した。

兪会長の死因をめぐって各種の陰謀説も出回っている。国立科学捜査研究院の鑑識結果の発表にもかかわらず、他殺説・組織暴力介入説など各種の疑惑がインターネットや各種メディアを通じて増幅している。検察・警察の未熟な捜査のせいで、相当数の国民は疑惑を事実として信じている。

野党は28日、国家情報院のセウォル号の増改築介入疑惑を提起して出た。セウォル号の家族対策委が公開した文書を根拠に、国家情報院がセウォル号に関係しているとして攻撃に出たのだ。国家情報院は「テロなどに備えた船舶セキュリティー点検の一環であり、セウォル号事故とは全く関係がない」と釈明したが、野党の攻勢は止まらない。

今でもエンジンがしばしば故障する古い沿岸旅客船に多くの人が乗っている。今頃は旅客船の総合安全対策が出てくるべき時なのに政界は本質と関係のない小枝をめぐって争っている。対策を主導すべき海水部長官はいまだに彭木(ペンモク)港から離れない。政府と政界が言葉だけで対策を用意すると大声を張り上げるだけで事実上は手放しの状態だ。セウォル号事故のような情けない惨事を繰り返さないようにするならば、徹底した原因糾明と対策準備が急務だ。本質とは関係ない疑惑やゴシップの種を追いかけるには、私たちに与えられた時間があまりにも少ない。

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