ノーベル賞適中率14% の「ノーベルクラス学者」…韓国人は2人

ノーベル賞適中率14% の「ノーベルクラス学者」…韓国人は2人

2017年10月12日10時32分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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劉龍(ユ・リョン)KAIST(韓国科学技術院)教授(写真左)、朴南圭(パク・ナムギュ)成均館大教授
  ノーベル賞に近い韓国人科学者は誰なのか。ノーベル賞を受賞するためには手続き上まず推薦を受けなければいけないという点で、ノーベル賞候補に推薦された人たちが当然、有力なノーベル賞候補群となる。韓国でいくら知名度が高い科学者であっても、ノーベル委員会が選定した推薦者の注目を引くことができなければノーベル賞を受ける可能性はない。

  誰がノーベル賞候補として推薦を受けたかを公式的に知る方法はない。推薦をした人も受けた人も秘密維持をしなければいけないからだ。しかし人が暮らす世の中であるだけに学界でも推薦者と被推薦者に関する噂は出てくるものだ。

  韓国研究財団は昨年、国内の研究者700人を対象にノーベル科学賞に近い韓国人研究者の推薦を受けた。物理学分野では金必立(キム・ピルリプ)ハーバード大物理学科教授(49)、任志淳(イム・ジスン)ポステック(浦項工大)物理学科教授(66)が推薦された。化学分野では劉龍(ユ・リョンKAIST(韓国科学技術院)化学科教授兼基礎科学研究院(IBS)ナノ物質および化学反応研究団長(62)、玄沢煥(ヒョン・テクァン)ソウル大化学生物工学部教授兼IBSナノ粒子研究団長(53)、金基文(キム・ギムン)ポステック教授兼IBS複雑系自己組織研究団長(63)が挙がった。また生理・医学分野ではキム・ビンネリ・ソウル大教授兼IBS RANA研究団長(48)、キム・ジンスIBS遺伝体矯正研究団長(52)、イ・チャンチョル米ジャクソン研究所ゲノム医学研究所教授がノーベル賞候補に推薦された。学界によると、このうち半分以上がノーベル賞候補の推薦を受け、このほかにも推薦を受けた韓国人科学者が少なくないことが分かった。

  毎年ノーベル賞受賞者発表の半月前の9月、情報分析サービス機関クラリベイト・アナリティクス(旧トムソンロイター)が発表する「被引用優秀研究者」も有力なノーベル賞候補群となる。各分野の学者の論文に最も多く引用された研究論文の最上位グループに属する人たちだ。この機関は2002年から14年間、毎年国際学術情報データベース「ウェブ・オブ・サイエンス」資料を分析し、ノーベル賞の受賞が有力ないわゆる「ノーベルクラス」学者を選んできた。実際にこの機関が今まで予想した科学分野ノーベル賞候補は合計194人だが、うち27人がノーベル賞を受賞し、適中率が14%にのぼる。

  韓国ではその間、劉龍教授が韓国人では唯一クラリベイト・アナリティクスのリストに入り、今年は朴南圭(パク・ナムギュ)成均館大化学工学部教授(57)が世界21人の優秀研究者と同時に韓国人では2番目にリスト入りした。朴教授は2012年、効率と安定性が高く次世代の太陽電池素材として注目されているペロブスカイトの研究で世界的な権威者に浮上した人物だ。

  金善栄(キム・ソンヨン)ソウル大生命科学部教授は「ノーベル賞を受けるには若い科学者に対する優先的、集中的な投資が必要だ」とし「韓国ではその間、優秀な人物を連れてきて凡人にするケースが多かった」と遺憾を表した。
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