【社説】安京煥候補の落馬、野党と協治する契機にしなくては=韓国(1)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.06.18 13:13
違法婚姻届議論などで辞退の圧力を受けてきた安京煥(アン・ギョンファン)法務部長官候補が一昨日夕方に電撃辞退した。新政権の組閣にブレーキがかかり、人事聴聞会をめぐる与野党対立政局も新たな局面を迎えている。
安氏は自身をめぐる疑惑に対し、「間違った行動に対し反省しながら生きてきた」「女性をおとしめる意図はなかった」と釈明し火消しに出たが、むしろ青瓦台(チョンワデ、大統領府)と安氏の間で真実攻防の様相が広がると、結局自主的に辞退の道を選んだ。これに先立ち安ヒョン鎬(アン・ヒョンホ)雇用首席秘書官内定者、金基正(キム・ギジョン)青瓦台国家安保室第2次長内定者が不適切な行動で任命が撤回されたりしたが、閣僚級候補者の途中下車は今回が初めてだ。