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北朝鮮が発射に失敗したミサイルはASBM

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.04.20 15:09
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北朝鮮が最近相次いで発射に失敗したミサイルがスカッドミサイルを改良した新型ミサイルであり、韓半島有事の際に展開される米軍兵力を狙った対艦弾道ミサイル(ASBM)であることが確認された。

17日(現地時間)のABCニュースなどによると、米国防総省は北朝鮮の新型ミサイルにKN-17というコード名を付与した。KNは北朝鮮(North Korea)を意味する。米情報当局はKN-17について、スカッドミサイルを改良した1段液体燃料エンジンASBMという結論を出した。運搬手段は移動型ミサイル発射台(TEL)で、空母のような海上の移動目標物を打撃するミサイルだ。普通、弾道ミサイルは一定の軌道で飛行して固定された目標物を攻撃するが、ASBMは最後の段階で目標物を確認し、目標物が移動すれば軌道を修正して打撃する能力を備えている。

 
北朝鮮は米中首脳会談を控えた5日、ペンス米副大統領が訪韓した16日、咸鏡南道新浦(シンポ)でミサイルを発射した。5日は約60キロ飛行し、16日には発射4-5秒後に爆発した。韓米軍当局は5日に発射されたミサイルを「ムスダン2型」中距離弾道ミサイル(IRBM)と推定したが、その後、スカッドまたはスカッドER系列に修正した。

韓国軍の関係者は北朝鮮のASBM開発に関し、「5日に発射したミサイルは非正常的な螺旋形飛行軌道を描いた」とし「誤作動ではなく北が終末段階の機動などASBMの性能をテストした可能性がある」と述べた。別の軍関係者は「15日の閲兵式で公開した新型スカッドミサイルはKN-17とみられる」とし「上部にカナード(補助翼)があり、終末段階で軌道修正ができるものとみられる」と述べた。

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