韓国の検察、産経新聞ソウル支局長を名誉毀損で起訴へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.26 07:48
検察が産経新聞の加藤達也ソウル支局長(48)を刑法上の名誉毀損容疑で起訴する方針を決めた。旅客船セウォル号沈没事故当日の今年4月16日、朴槿恵(パク・クネ)大統領が“秘線”に接触したという疑惑が事実ではないことが明らかになったという判断からだ。
ソウル中央地検は加藤支局長が“秘線”と記述したチョン・ユンフェ氏(59)を15日に参考人として呼んで調査した結果、チョン氏が4月16日に青瓦台(チョンワデ、大統領府)を訪問していないことを確認した。
検察は近く加藤支局長を再召喚し、朴大統領の私生活疑惑を報道した客観的な根拠があるかどうかを追加で調査した後、司法処理の程度を決めることにした。加藤支局長は18日と20日の2回の調査で、「朝鮮日報の記名コラムと証券街の情報誌を引用した」と主張した。しかし該当コラムに出てこない朴大統領の私生活およびチェ・テミン牧師疑惑関連の表現に対する具体的な根拠を提示できなかった。