紙のように薄い豆腐、水を注いで飲む粉末マッコリ…第2世代Kフード登場(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.05.14 10:31
農業会社法人のスミジインは水を注いで発酵させるとマッコリになる粉末マッコリを開発した。発酵していない状態で流通するので輸出に便利で、世界のどこでも水だけ注げば醸造したばかりの生マッコリの味を感じられ見本市で人気を呼んだ。農村振興庁が開発した「固くならないもち」の技術を応用した製品も出てきた。即席容器に沸騰したお湯を入れて9秒待てばすぐに温かくて柔らかいトッククを味わえるようにしたグットルフードの即席トッククは製造日から4カ月間にわたり流通が可能だ。グローバル市場で避けられていた「固いもち」に代わるものとみられる。
水分を完全に抜いた乾燥技術で原材料の味を再現したドライ(Dry)フードも海外バイヤーのラブコールを受けている製品だ。世界の食卓で愛される食品だが保管が難しく冷凍形態だけで輸出してきたカキの水分を抜き取り、さら遠くの市場へと進出する支度を整えた。ビッグママシーフードが作った乾燥カキは統営の生ガキをゆでたり蒸したりせずそのまま乾燥させ、栄養と味の損失を最小化した商品だ。乾燥カキに水を注げば参鶏湯、クッパ、おかゆなど多様な料理に活用できる。汁が多くにおいがするキムチもやはり乾燥技術と出会い生キムチの10分の1に体積を減らした。減圧乾燥技術により低温度で乾燥しキムチの味と香り、色と繊維質をそのまま生かした。乾燥キムチに水を注ぐと本来のキムチの形に戻る。