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【社説】民主主義がよいという金正日の孫

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.10.03 10:02
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北朝鮮の金正日(キム・ジョンイル)総書記の孫キム・ハンソル(16)がフェイスブックに公開した写真が話題になっている。金総書記の孫がソーシャルネットワークサービス(SNS)のフェイスブックを通して世界と疎通しているという事実も興味深いが、彼がフェイスブックに載せた写真は特に目を引く。韓国のアイドルグループのように金髪に染め、イヤリングやネックレスを身につけ、英語で自由にコミュニケーションをする姿は、隠遁と孤立の国である北朝鮮のイメージと結びつかない。そこには最新の流行を追う自由奔放な10代の姿があるだけだ。

ハンソルは父の金正男(キム・ジョンナム、金総書記の長男)についてマカオなど外国で生活をし、西欧式の教育を受けた。最近はボスニア・ヘルツェゴビナの国際学校に移ったと伝えられている。各国出身の子どもたちと親しく交わってきたため、考え方や外観、行動では同じ年代の他国の子どもとほとんど変わらないようだ。ハンソルがフェイスブックの友人を相手に「共産主義か、民主主義か」というオンラインアンケート調査をし、自ら民主主義を好むと明らかにしたのは、後継競争から押し出された父の影響もあるだろうが、それよりも自由で正常な教育の自然な結果と見るべきだろう。

 
外国の風が北朝鮮に吹き込めば、北朝鮮も変わらないわけにはいかないということは、ハンソルを見れば分かる。北朝鮮政権が改革・開放に対して極度にアレルギー反応を見せるのもこのためだろう。波紋が広がると、ハンソルは急いで一般人のフェイスブック接続を遮断した。平壌(ピョンヤン)当局の影響のためと考えられるが、しかし北朝鮮はいつまでも閉鎖体制を維持できるだろうか。北朝鮮にはすでに韓国のDVDが広がり、これを見て脱北したと言う人たちも出てきている。ハンソルの叔父で金総書記の後継者になった金正恩(キム・ジョンウン)もスイス国際学校で西欧式教育を経験している。

故人になった金日成(キム・イルソン)主席がひ孫のハンソルを見れば、いったいどう思うだろうか気になる。やはり人間は環境と教育の産物だ。最初から北朝鮮の人はいない。北朝鮮の人に生まれるのではなく、育てられるだけだ。始まりは難しいだろうが、ひとたび外の風が吹けばあっという間に変わるはずだ。変化の風はすでに吹き込み始めているのかもしれない。

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