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KTムグンファ5号衛星、一時障害

2008.09.07 12:10
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KTが運用する通信衛星に障害が発生し、14時間サービスが中断した。

同社によると5日午前1時55分、ムグンファ5号衛星が傾き、地上基地局との送・受信が途絶えた。

 
KT関係者は「太陽、地球、衛星が一直線に並び、引力などの要因で衛星の姿勢が傾き、アンテナが韓国に向かなかったから」と説明した。

京畿道竜仁(キョンギド・ヨンイン)のKT衛星官制所は事故直後、フランスの衛星製作会社であるタレス(旧アルカテル)の協力を受けて姿勢の矯正に入った。制御システムの問題で衛星を戻すまで12時間かかった。KTは試験送出などを経て午後3時45分、正常サービスを再開した。

今回の事故でこの衛星を利用する一部の軍部隊、純福音教会、サムソンネットワークス、SKテレコムなど20カ所の関連サービスが中断した。KTはサービス利用に支障をきたした顧客に、利用約款によって補償することにしている。

ムグンファ5号は2006年8月に打ち上げられ同年11月からサービスを始めた静止軌道放送通信衛星だ。KTは5号を含み、計3基のの通信衛星を運用中だ。



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