無気力な韓国外交安保ライン、8・15メッセージに悩む
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.14 08:01
7月6日のに独ケルバー財団での演説で「ベルリン構想」を発表した文在寅(ムン・ジェイン)大統領は自信に満ちていた。北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)級「火星14」を発射した2日後だったが、対話に重点を置いた従来の演説文をほとんど修正しなかった。「北の金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長と会う用意がある」とも語った。
しかし約1カ月が過ぎた現在、ベルリン構想は本軌道に乗ることもできず「8月危機説」ばかり高まっている。こうした状況で政府外交安保ラインは次善策や代案を提示できずにいる。