<韓国新成長動力10>(7)AI…韓国の技術レベル、米国の73%にすぎず(下)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.26 15:58
今後はAIの発展に基づき、コンピューターのキーボードが消えたりもする。音声認識技術の高度化で使用者は言葉で命令を入力し、文書を作成する。自動翻訳サービスと組み合わせれば、外国人とのコミュニケーションも可能だ。マイクロソフトが開発した感情認識プログラムは、人の顔を認識し、怒り・軽蔑・恐怖・嫌悪・幸福・中立・悲しみ・驚きなど8種類の感情状態を確認する。新製品の発表時に顧客の表情・反応を分析し、マーケティングなどに応用できる。2020年にはAIロボットが投資相談をする「ロボアドバイザー」の運用資産は2兆ドルまで増えると予想される。
しかし韓国はその間、AIをそれほど重視してこなかった。韓国産業技術評価管理院によると、AIでトップの米国の技術レベルを100とすれば韓国は73.1にすぎない。欧州(85.7)、日本(83.7)より10ポイント以上低い。28の評価分野の平均が83.9である点を勘案すると、大きく遅れている。