【近代の私生活】回虫・十二指腸虫はどこへ行ったのか
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.10.26 17:34
韓国戦争(1950-1953)中だった1950年10月のある日、銃傷を負った国軍兵士を手術した米軍移動外科病院(MASH)の看護将校が仰天した。 患者の腹の中で‘気持ち悪い虫’数十匹がうようよしていたのだ。 手袋をしていたが、とても触ることができずためらっていたところ、軍医官に叱られ、やむをえずこれを取り出してバケツに投げ捨てた。 しかし韓国人患者に頻繁に接しているとすぐに慣れてきた。 一日にバケツ1つが虫でぎっしり埋まる日もあった。 米軍軍医官と看護将校の大半は、その時まで寄生虫というものを本でしか見たことがなかった。