【社説】トランプ氏の南北対話支持、「諸刃の剣」になるかも

【社説】トランプ氏の南北対話支持、「諸刃の剣」になるかも

2018年01月08日15時29分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  ドナルド・トランプ米統領が6日、南北対話を支持したのは平和的解決を望む我々としては絶対に逃してはならない好機だ。トランプ大統領は金正恩(キム・ジョンウン)労働党委員長の新年の辞以降本格化した南北対話の動きに対して「今彼ら(韓国と北朝鮮)がオリンピック(五輪)に関して話し合おうとしている」として「これは大きな始まり」と支持の意向を示した。たとえ対北朝鮮接触は非核化が最終目標という前提がついたとしても、彼は金委員長と直接対話する用意もあると明らかにした。

  その間、軍事的オプションを含む北朝鮮に対して圧力一辺倒だったトランプ氏がこのようなことを話したこと自体がただ事ではない。当分我々が運転席に座って平和的対話を通した南北問題解決を模索することができるという意味である理由だ。その上に、トランプ氏は「彼ら(北朝鮮)が五輪に参加することが見たい。また、これを100%支持する」とせっかく韓国政府と同じ声を出した。

  だが忘れてはならないのは今回のトランプ氏の発言が諸刃の剣になるかもしれないということだ。トランプ政府は今回の平昌冬季五輪の成功のために内部の反発を押し切って韓米合同軍事演習を延期することに同意した。

  このような時に南北対話の成果がただ北朝鮮選手団の平昌五輪参加の水準にとどまれば、韓国としては非常に困ってしまう。韓米両国が望むのは、今回の接触が平昌五輪を越えて北核問題解決に向けた本格的な対話につながることだ。

  さらに悪い状況は北朝鮮が五輪以降、核実験または新型大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射試験のような挑発を再開する場合だ。このようになれば、南北対話が高度な核搭載ICBM開発を追求してきた北朝鮮の時間稼ぎに力を加えたという批判を免れ難い。韓国が決して望まない軍事的オプションをトランプ政府が選ぶ名分を与えることになるためだ。そのため、政府は今回が最後の機会という悲壮な覚悟で南北対話に臨まなければならない。
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