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【時視各角】弾劾審判後の分裂がもっと恐ろしい=韓国(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.28 11:18
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もちろん、状況が厳しいからと言って手放しているわけにはいかない。外国の対応を参考にする必要がある。ブレグジット(Brexit)で国論が分かれた英国ではテリーザ・メイ首相が先頭に立った。メイ首相は就任直後、離脱派はもちろん残留派まで網羅する内閣を作った。不偏不党の政策で民心の統合を試みたものだ。

宗教指導者も一肌脱いだ。英国聖公会のジャスティン・ウェルビー・カンタベリー大主教はもちろん、初のイスラム系ロンドン市長であるサディク・カーン氏も宗教的寛容にともなう協力を力説している。

 
最近、最も劇的な分裂克服の事例は米共和党のジョージ・W・ブッシュ氏と民主党のアル・ゴア氏が正面対立した2000年の米国大統領選だろう。当時、最大激戦地であったフロリダ州の選挙は投票用紙にパンチで穴を開ける方式だった。その結果、ぼこぼこしたまま穴が完全に開けられていなかったせいで無効処理された票が大量に出て激しい論争をかもした。

結局、連邦最高裁判所がブッシュ氏の軍配をあげ、ゴア氏は苦杯を嘗めるほかなかった。当時、民主党側では最高裁判所の決定に従わないデモを行うなど、米国は深刻な国論分裂直前に達していた。当時、問題の投票所はいずれも民主党が優位を占める地域だったためだ。

だが、ゴア氏は「最高裁判所の決定に同意はしないが、米国人の団結と民主主義のために受け入れる」と宣言した。国論統合のために世界で最も強い力を持つと言われる米大統領の座を明け渡したわけだ。

今まで起きた混乱や対立だけでもうんざりする。弾劾審判後にも国論分裂が続かないように、英国のように政治家はもちろん、宗教界指導者も力を合わせてほしい。

もし弾劾が棄却されれば、朴大統領自らが「これまでの混乱に対する道義的責任を負う」として権力の座から退くのが賢明な処置だろう。そうすれば、自身が失った名誉も取り戻すのはもちろん、国民大統合の契機を作ることができるだろう。

ナム・ジョンホ論説委員


【時視各角】弾劾審判後の分裂がもっと恐ろしい=韓国(1)

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