【グローバルフォーカス】金正恩に贈り物を渡しにくいトランプの状況(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.02.15 15:26
今月27日にベトナムのハノイで2回目の米朝首脳会談が開催される。トランプ政権と北朝鮮は米国内の政治状況が気になるしかない。国内政治的な立場が弱まったトランプ大統領はハノイ会談で印象的な成果を出したいはずだが、米国議会と世論の圧力を受け、やや委縮した態度で会談に臨む可能性が高い。
AP通信の調査によると、米国人の52%が北朝鮮の核兵器開発を「極度に」または「非常に」心配している。トランプ大統領が核兵器の脅威を確実に解決すれば、それは歴史的な業績となる。ところが問題は米国人の大半が金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長を信用していないうえ、トランプ大統領の外交も信じていない点だ。