韓国のエネルギー自立島、パプアニューギニアも関心
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.22 14:06
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忠清南道洪城郡(チュンチョンナムド・ホンソングン)の竹島(チュクド)に設置された再生可能エネルギー発電所。ここでは太陽光・風力発電で一日1120キロワットの電力を生産し、住民たちに供給する。残った電気は貯めて発電しにくい日に使う。
先月27日、忠清南道洪城郡西部面(チュンチョンナムド・ホンソングン・ソブミョン)の竹島(チュクド)。ピョン・ピルブンさん(84、女性)が夜10時を過ぎたのにテレビを見ていた。ピョンさんは「ずっと竹島に住んできて、この時間に電力供給の心配をせずにテレビを見られるとは夢にも思わなかった」と言って明るく笑った。
一日と置かずに電気の心配をしていた島の村、竹島がすっかり変わった。太陽光発電と風力発電の施設が入って24時間安定した電力供給が可能になったからだ。これまで竹島では2003年に設置した100キロワット級のディーゼル発電機3台で年間24万2000キロワットの電力を生産し、22世帯70人余りの住民が使っていた。年間8000万ウォン分の発電用ディーゼルは忠清南道が供給した。だが電力事情が良くなく午後10時頃には供給を止めることが日常茶飯事だった。