円高時代は終焉? 一部日本企業株価が上昇傾向に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.03.19 10:08
2番目は過去最大の貿易赤字だった。今年1月に日本は海外貿易で1兆3816億円の損失を出した。月間貿易赤字では過去最大であった。年初に輸入が増える季節的要因を跳び超えた。その上4カ月連続での赤字だった。円高の結果だった。ところがその結果が円を引き下げ始めたわけだ。
3番目は日本銀行の物価上昇目標制だ。先月日本銀行は、「物価が1%以上上がるようにする」と宣言した。スイス中央銀行が自国通貨の価値がある水準以上に上がらないようにすると明らかにしたことぐらい破格な措置だった。また、2001年に初めて実施した量的緩和ほどの見慣れない実験でもあった。エコノミスト誌は「最近の円安要因別に見ると、日本銀行の物価上昇目標制が最も大きな要因に挙げられる」と伝えた。