【中央時評】金正恩といつ交渉するだろうか=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.07 16:52
金正恩(キム・ジョンウン)の目標は確かだ。核と経済を同時に握りしめて長期独裁をするということだ。しかし、最近、大陸間弾道ミサイル(ICBM)の発射で見せた彼の思惑は複雑だ。
「太平洋上空での水素弾実験」や「グアムへのミサイル発射」という高強度挑発の代わりに彼はICBMの射程距離を増やした程度の技術的挑発を選んだ。そして核武力完成を急いで宣言することで米国と交渉をするというシグナルを送った。これは一方で、制裁が北朝鮮経済を締め付けるようになったからであり、他方では高強度挑発が米国の軍事攻撃をもたらすことを懸念したからだろう。