「『二人が心を一つにすれば金をも断ち切る（二人同心、其利断金）』という。韓中両国が力を合わせればどんな困難でも乗り越えられるだろう」。

中国青年公務員１７２人の友好使節団を率いて訪韓した王運沢中国人民対外友好協会副会長（団長、７０）は２０日、ソウル世宗（セジョン）ホテルで開かれた歓迎夕食会で、「中国と韓国はお互い重要な貿易パートナーであると同時に友人」と強調した。

韓国国際交流財団（ＫＦ）が主催し、中央日報中国研究所と韓中友好協会（会長、朴三求錦湖アシアナ会長）が共同主管する今回の行事は２００９年から毎年続いている。今年は北京・四川省・新疆ウイグル自治区など中国８省で選抜された青年公務員が訪韓した。この日の代表団の一部はチマチョゴリやトゥルマギなど１４種類の韓服を着て拍手を受けた。

ユン・グムジンＫＦ交流理事は祝辞で「来年は韓中修交２５周年を迎える。今後２５年、それ以上、前に進んでいけるよう深い友情を築こう」と述べた。

２７日まで韓国を旅行する代表団は青瓦台（チョンワデ、大統領府）サランチェ（舎廊棟）、光明（クァンミョン）洞窟、全州（チョンジュ）韓屋マウル（村）などを訪問し、安熙正（アン・ヒジョン）忠清南道知事、李洛淵（イ・ナクヨン）全羅南道知事と懇談会もする予定だ。