【コラム】潘基文と「スペック政治」(1)

【コラム】潘基文と「スペック政治」(1)

2014年01月07日13時20分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  2010年6月、記者がハンナラ党議員と話した。

  --親李系にはまったく「朴槿恵(パク・クネ)大勢論」に匹敵する人物がいない。

  「なぜいないのか」

  --誰がいるのか。

  「…潘基文(パン・ギムン)がいるじゃないか。私もいるし」

  ここでいう「私」は鄭斗彦(チョン・ドゥオン)議員だ。2007年、50歳でキングメーカーになった彼だ。そんな彼らの間で「潘基文」の名前はすでに数年前から出たり消えたりしてきた。

  もう彼の名前は水面の上に浮上している。ソウル新聞の新年世論調査で潘基文国連事務総長(第8代)が次期候補者の支持率1位(19.7%)にのぼった。ポータルには「潘基文」と打てば「大統領」も関連検索語に出てくる。潘総長が世論調査1位に浮上したのは国連事務総長という「スペック」1つだけでもおかしくない。

  彼は生まれながらの外交官なのかもしれない。忠州(チュンジュ)高校時期に米国研修プログラムに参加してケネディ大統領に会う機会を得た。ケネディ大統領が、高校生の潘基文に将来の希望を尋ねた。返事は「外交官です」だった(『努力の証-第8代国連事務総長 潘基文物語』シン・ウンジン著)。後輩の外交官たちがつけた彼のニックネームは「潘半」だ。彼の半分だけでも成功するという意だ。しかし外交の外では気流が少し違う。盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の青瓦台(チョンワデ、大統領府)で外交補佐官をつとめた時の出入り記者がつけたニックネームは「油ウナギ」だ。どんな質問にもあちこちによく避けて通っていったからだ。盧武鉉政権出身の要人がこのニックネームを引用するのを聞いた。

  「盧武鉉大統領が総長にしたが、逝去(2009年)後は墓を訪れることもなかった。2011年には共に仕事をしたキム・ヒサン国防補佐官が、一度寄って行けと電子メールを送ったところ『すでに訪れた』と答えたそうだ。メディアに知らせずに立ち寄って何の意味があるっていうんだ?本当に油ウナギだ」(民主党A議員)。

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