韓経:「慶州地震後、余震2200回…『マグニチュード7』起きるかも」=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.11 13:07
◆学界「マグニチュード7の地震が起きる可能性十分」
一部の学界専門家は慶州地震が終わったというには早いと警告した。延世(ヨンセ)大地球システム科学科のホン・テギョン教授はことし初め、国際学術誌「Geo-physical Research Letters」に断層破裂の面積が地質研が推定した16平方キロメートルより広い26平方キロメートルだったとの結果を発表した。ホン教授は地震エネルギーに基づいて逆算すれば、断層が破裂した面積がはるかに大きいと見た。断層の長さは最大地震規模を算定することに欠かせない。東日本大地震当時、地震が発生した断層の長さは南北400キロメートルに達するほど広かった。
ホン教授は「最大地震規模を確認するには断層の全体の長さを把握しなければならないが、地質研の分析は地震が起きたところにだけに集中して公開された」として「地震以降、震源地周辺に設置した地震計で規模がとても小さい地震を測定した結果、断層が遠くは東海(日本名・日本海)までつながっているかもしれない」と話した。慶州地震が東海断層を刺激して地震を誘発する可能性を排除することが難しいという主張だ。