<韓国経済を育てる外資企業>(上)ボルボ建設機械コリア、売上4倍成長(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.08 15:14
ボルボ建設機械コリアやGE超音波コリアなど外資企業が沈滞する韓国経済を支える役割をしている。大韓貿易投資振興公社(KOTRA)によると、国内に進出している外資企業は約1万5000社(2013年末基準)。韓国全体産業の売上高に占める外資企業の比率は13%だ。製造業に限定すれば全体の売上高のうち19.7%が外資企業から生じる。GE超音波コリアの場合、過去5年間に計9971人の雇用創出効果と1兆4422億ウォンの生産誘発効果をもたらしたと推定される。
外資企業の存在は沈滞する商圏を活性化する効果もある。いわゆる「イケア効果」が代表的な例だ。2014年末にグローバル家具企業のイケアが光明市(クァンミョンシ)に1号店を出して以来、周辺の商圏にもプラスの影響を及ぼしたという研究結果が出た。