<韓国経済を育てる外資企業>(上)ボルボ建設機械コリア、売上4倍成長(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.04.08 15:13
先月21日、ボルボ建設機械コリアの慶尚南道昌原(チャンウォン)工場。118万8000平方メートル(約36万坪)の敷地の巨大な工場は休む間もなく稼働していた。この工場は単一設備では世界最大規模の掘削機生産施設を備えている。最近の中国景気減速で他社が困難に直面しているのとは違い、仕事も多い。
ボルボ建設機械コリアは1998年にスウェーデン国籍のボルボグループが買収したサムスン重工業建設機械事業部門を母胎とする。買収当時670億ウォン台の赤字を出していた企業を2年で253億ウォンの黒字を出す企業に変えたことは有名だ。ボルボは財務構造改善のために9000万ドルを投資し、グループが持つグローバル流通網を通じてこの工場で生産される製品を販売した。