韓国戦争時、北朝鮮の医師らが米軍・国軍捕虜に生体実験
韓国戦争時、ソ連・チェコ・北朝鮮の医師らが米軍・国軍捕虜に対して生体実験をほしいままにしていたという情報が米国政府に入手され、調査が行われていると25日明らかになった。
これは最近公開された米国防省極秘文書で確認された。これらの文書によると米軍事情報局(DIAD)は生体実験に関する情報を1991年前職チェコ軍高位幹部から入手したということだ。このチェコ軍の幹部は「ソ連・チェコ・北朝鮮医師らが精神力を混迷させるための特殊薬物開発のため、国連および国軍捕虜に薬物投与実験をした」と述べた。同時にこの生体実験はソ連およびチェコ医師らに対する訓練の1つとして恣行され、実験対象は秘密維持のために直ちに処刑されたという。
DIADはこの情報を手に入れ、直ちに米中央情報局(CIA)など他の情報機関に協力を要請、チェコおよびソ連の後身である独立国家連合(CIS) などに外交的抗議書を送ることにしたと明らかにした。同時に米上院戦争捕虜および失踪者特別委員会にも関連情報を報告するよう提案したことがわかった。