北朝鮮が7日、南北軍事当局者会談に電撃同意した。南北閣僚級会談の北朝鮮側団長である権浩雄(クォン・ホウン)内閣責任参事はこの日午前、平壌(ピョンヤン)で開かれた第14回会談の最後の会議の後、チャーター機で出発しようとしていた韓国側首席代表の丁世鉉(チョン・セヒョン)統一部長官に緊急接触を提案し、「わが軍から軍事当局者会談に同意するという連絡を受けた」と明らかにした。権団長は会談開催時期について「近いうち」と語った。
丁長官は接触直後、記者らに対し、「北朝鮮側は具体的な時期を明らかにしなかったが、われわれが提案した通り、5月中と考えている」とし、「会談形式については、われわれがまず提議しただけに、北朝鮮側が答えてくる形になるだろう」と説明した。