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【コラム】朴槿恵大統領の国民への訴え(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.02.28 10:19
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「尊敬する李貞美(イ・ジョンミ)裁判長と他の裁判官のみなさま。私がきょうこの場に出席したことは私自身を弁護するためではありません。私に対する弁論は代理人団が提出した書面陳述書に代えます。ただ弾劾審判と関連していま広がっている懸念のある事態に関し国民のみなさまに訴えたく出てきました。裁判長、許諾していただけますか?」

――「はい、許諾します。おっしゃってください」。

 
「権力は、一生掴んでいられそうでも、ある瞬間、突然風のように消えてしまうのだからうつろなものだ」。がこの言葉を話したのはほかでもない朴槿恵(パク・クネ)大統領です。初めて大統領選挙に挑戦した2007年に出した自叙伝『絶望は私を鍛え、希望は私を動かす』にある言葉です。「人生で大切なのは金塊でも、名誉や権力でもない。それらは一瞬で消えてしまうひとつまみの灰にすぎない」という話もしました。かつて栄辱のジェットコースターを身をもって体験した朴大統領はだれより権力のはかなさと人生の無情さをよく知っているでしょう。それで私はきのう憲法裁判所の最終弁論に出席して朴大統領がこのように言うことを内心期待しました。

「私によって寒い冬にろうそくと太極旗を手に光化門(クァンファムン)広場とソウル広場に出てきて苦労する国民のみなさま、本当に申し訳ありません。一部始終を離れこうした事態が広がったのは私の過ちであり、私の責任です。先週末に広場を埋め尽くした太極旗とろうそく波を見て私はとても心配でした。私のために国が2つに分かれ、極端な対立と葛藤の泥沼におちいるのではないかという心配で寝ることができなかったです」。

朴大統領も人である以上、どうしてくやしくさびしい気持ちがないといえましょうか。だが「他人を咎める気持ちで自分を咎めれば過ちは少なく、自分を許す心で他人を許せば付き合いを無事にできる」という『明心宝鑑』の一節から多くの慰めと平安を得たという朴大統領の話が事実ならば直接憲法裁判所に出てきてこのように話していなければなりません。

「憲法裁判所の決定がどちらであっても途轍もない後遺症が予想されます。そこで憲法裁判所の最終宣告前に条件なく大統領職から退く案も深刻に考慮しました。しかしそのようにしても弾劾審判手続きを最後まで進めて結論を出さなければならないという主張と中断しなければならないという主張がぶつかり合い混乱を避けることはできないという判断に達しました。最終宣告が出る前に先に辞任することはないので憲法裁判所は法に定めた手続きと日程により審判手続きを完了してください。憲法裁判所の決定に私の運命を任せます」。


【コラム】朴槿恵大統領の国民への訴え(2)

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