韓国政府、低成長脱出に向け1兆ウォン投入…企業投資の活性化がカギ(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.06.28 15:29
カギはこのような意志をどう現実化するかだ。オン・ギウン崇実大教授は「あらゆる景気回復努力にもかかわらず2%台の成長から抜け出せなければ、低成長が固着化し、庶民生活の困難が続く可能性がある」とし「規制を果敢に緩和し、企業の投資心理を回復させるのが、低成長脱出の核心カード」と指摘した。
政府も突破口は企業投資の活性化と判断し、下半期には低成長脱出に全力を注ぐことにした。このため下半期の8大核心課題を出したが、経済を回復させられるカードは見えない。効果が予想される対策は発電施設・社会間接資本(SOC)に1兆ウォン規模の公共機関・民間投資を増やす財政拡大政策ほどだ。これを通じて企画財政部は7-9月期から四半期別の成長率を1%台に回復し、下半期には成長率3%を達成するという計画だ。キム・ジョングァン企画財政部総合政策課長は「このようになれば年間で2.7%を達成できる」と予想した。