【取材後記】ノーベル賞、韓日「0対13」に何も感じないのか(1)
日曜日に報道してきた「日本科学の力、ノーベル賞受賞者インタビュー」をすることになった動機は簡単だった。
先日行われたワールドベースボールクラシック(WBC)でも確認したように、韓国は日本に対し、無限な競争意識がある。勝たなくては眠りにつけない。韓国民を一致団結させる最も容易で強力な手段は「日本に勝つこと」だ。ところで13対0というノーベル科学賞の受賞者スコアに悔しがり、かっとする韓国人は果たしてどのくらいいるか。これ、どこか間違っていたとしてもずいぶんひどい間違いではないか。そんな素朴な考えから取材は始まった。隣国日本のノーベル賞受賞者たちの口を通じて韓国の基礎科学が少しでも発展するためのヒントを探してみようというのが一貫したキーワードだ。